ABOUT "TAKA VIDEO CAMP"
兵庫県多可町のPRムービー共創プロジェクト
MISSION
プロジェクトが目指したこと
TAKACHO PHYSICAL PROMOTION は、兵庫県の山里・多可町(たかちょう)の存在をより多くのひとアピールすることを目指して、映像クリエ イターと町の人々が地域のPRムービーを共創するプロジェクト『TAKA VIDEO CAMP』から誕生しました。
このプロジェクトでは、公募によって選ばれた5人のクリエイターが合宿(キャンプ)というかたちで現地に滞在し、リサーチを実施。町の人々の協力を得ながら地域の「 SUGOI」を再発見し、町のPRムービー企画として提案しました。
提案された5つの企画の中から審査によって選ばれた1案が、町の公式PRムービーとして採用され、制作・公開されました。
映像作家と町の「SUGOI」を発掘
多可町現地で行われる二泊三日の取材合宿とPRムービー企画コンペに参加する映像作家をWebで募集。過去の実績を元に一次選考で選ばれた作家には、交通費・諸経費として一律6万円を支給し合宿に招待しました。
PRムービー企画コンペティション
キャンプに参加した映像作家を対象に、多可町の魅力を広く発信するPRムービー企画コンペを実施。審査によって、1企画をグランプリとして多可町公式PRムービーに採用しました。
グランプリ企画を映像化
グランプリ受賞者は、制作費30万円で採用された企画を実現。完成したムービーは、地元のローカルTV局をはじめ町をPRするさまざまなシーンで公開されました。
PROJECT SCHEME
プロジェクトのポイント
プロジェクト最大のテーマは、地域の「内」と「外」の視点両方をかけ合わせて、町の本当の魅力に光を当てること。多可町を知らない人にも町を知ってほしい。同時に、せっかくの町の公式PRムービーなら、町の人々に長く愛されつづける企画でありたい。
そのために、地域の内外からたくさんの方々の参加・協力を得ながら、このプロジェクトは実現しました。
町の魅力を事前リサーチ
キャンプ企画運営チームが2回に渡って現地で事前リサーチを行い、地場産業や人々といった町の魅力を発掘。「地域の外の視点から、何が訴求点になりえるか?」仮説を立てて、キャンプのコンセプトやプランを立案しました。
自由度の高いフィールドワーク
キャンプに参加した5名の作家は、地元のボランティアと2人一組になり、関心の赴くまま地域内をフィールドワークしました。中には、キャンプ期間内にビデオコンテ用の映像をまとめる作家も。
地元の人々との密な連携
二泊三日のビデオキャンプをより充実した時間にするべく、地域で活躍するユニークな人々に協力を要請。地元ケーブルテレビ局から喫茶店のオーナーまで、世代・職業を問わず30人以上の地域の方々がキャンプに協力しました。
メンター制を導入した映像キャンプ
コンテンツがあふれるインターネットにおいて、注目されるムービーとはどんなものか? 地元メディア『ジモコロ』編集長の徳谷柿次郎氏をメンター兼審査員として迎え、地域ムービーにメディア編集の視点を取り入れました。
内と外の視点を取り入れた審査
企画審査には、メディアの視点から柿次郎さん、クリエイティブの視点からロフトワークの重松 祐、地元の視点から戸田 善規 多可町町長が参加。地域の内と外の視点から最も効果が期待される企画が選ばれました。
TIMELINE
プロジェクトのタイムライン