一次審査結果

 

一次審査は、TAKA VIDEO CAMP 運営事務局(株式会社 日本経済広告社と株式会社ロフトワークの当プロジェクトメンバーにより構成)が実施しました。高い実力・キャリアを持った方々が多く審査は困難を極めましたが、「幅広い世代・多彩なクリエイターと多可町をつなぐこと」を重要視したうえで、気鋭の映像作家から若手クリエイターまでを含む5名の映像作家を選出しました。


選出された5名は、2017年1月13日〜15日に行われる「TAKA Winter Video Camp」(以下、キャンプ)に参加し、兵庫県多可町現地に滞在。多可町の事業者への取材やフィールドワーク、住民との交流会などを行いながら、多可町のPRムービー企画案を検討します。キャンプでは、地元メディア「ジモコロ」編集長の徳谷柿次郎氏がメンターとして取材に同行・ワークショップを行うほか、長野県奥信濃でお年寄りのライフスタイルをスタイリッシュに紹介するフリーペーパー『鶴と亀』を発行している小林直博氏がゲストとして参加します。

 


くろやなぎてっぺい

映像作家

2005年からフリーランスの映像作家として活動を開始。ミュージックビデオ、TVOP・アニメ ーション・プロダクト・ゲームコンテンツなど多方面で活躍。「映像作家100人」選出。またNOddINのメンバーとして「あいうえお作文RAPプロジェクト」を企画。
芸術分野でも広く活動しビデオアートやインスタレーション作品を発表。文化庁メディア芸術 祭、アルス・エレクトロニカ、SIGGRAPHを初め、国内外のメディアアートフェスティバルに 多数参加。またアートユニット1980円(イチキュッパ)を旗揚げし、音楽、映像、現代美術を ミックスした独自のスタイルで活動。

 

 

岸田 浩和

ドキュメンタリー映像作家

京都市生まれ。会社員、ライターを経て2011年より映像記者。取説を見ながら撮影を行った最初の短編ドキュメンタリー『缶闘記』が、京都国際インディーズ映画祭ほか、5カ国8カ所の映画祭で入賞・入選。以降、WEBメディア向けの映像ルポや短編ドキュメンタリー制作に取り組んでいる。2016年発表の、京都の料亭を題材にした『SAKURADA Zen Chef』は、ニューヨークのフード映画祭で最優秀短編賞と観客賞をW受賞した。人を中心としたストーリーを、ドキュメンタリー手法でエモーショナルに描く映像表現が得意。Google AdWords 京都編のWeb CMや妙心寺退蔵院のプロモーション映像など、地域やインバウンドに関わる映像制作にも取り組んでいる。

宮下 直樹 (Terminal81 Film)

photo/cinematographer

株式会社博報堂でのアカウントプロデュース職を経て、2006年に独立。故郷である京都と東京を行き来しながら、伝統文化・芸能・工芸の活性に独自の視点で取り組む。2015年以降、写真・映像表現を入り口にクライアントのブランディングから商材・プロジェクトのプロモーションまでをワンストップで手掛ける。現在、日本産漆の活性に向けたプロジェクト「うるしのいっぽ」をはじめとした、日本文化のアーカイブや地域の魅力の掘り起こしをはじめ、台北のプロダクトデザイナーと京都の職人とのコラボレーションにも取り組む。

 

 
image01.jpg

松岡 真吾

映像作家

岐阜県岐阜市出身。東京在住。広告制作会社勤務を経て、多摩エリアの地域出版社・けやき出版に入社。東京23区外の街の人々やスポットにまつわる記事の企画・作成に携わる。出版業務と並行し、東京区外30市町村の街の映像を記録し配信するシリーズ『La Vie Landscape Archives』を開始。けやき出版より季刊で発売される雑誌「たまら・び」で特集した街と連動することで、誌面と映像のそれぞれの媒体を行き来しながら街の魅力を発信する。映像は撮影・編集を一貫して行いWEBで毎月配信中。MV・ライブ映像なども手がける。

 

齋藤 汐里

映像作家

千葉県の海が綺麗な田舎町で育った元気娘。好きなものは旅と食。公私ともにおいて海外へ渡航する機会が多く、今までに土を踏んだ国の数は20以上。有名スポットばかりを巡るツアーよりも、地元の人ぞ知る!なローカル旅を好む。映像との関わりは、24歳の時に某民放局のドキュメンタリー番組に惚れ込み、未経験ではあったもののテレビ業界に飛び込んだのがきっかけ。そこから、各局の旅・ドキュメンタリー・バラエティー番組の制作に参加。2016年6月に独立し、現在はフリーランスの映像クリエイターとして活動している。